
はじめに
こんにちは、izuです💡
四柱推命にはいろんな「干支」が登場します。
年の干支、月の干支、時の干支…そして毎日巡る日干支。
その中でも今回は
自分の生年月日の「生まれた日」から割り出される
「自分の日干支(にっかんし)」と「自分の日主(にっしゅ)」 についてのお話です。
鑑定でも、私の発信でもよく出てくるワードです。
(ちなみに・・・ilo.iloでは、日々の日干支と区別できるように、Birth Day日干支🎂 って呼んだりしてます〜)
この、自分の誕生日の日干支・日主を知ることは、四柱推命で自分を知る、読み解きの第一歩。
今回はこの2つのワードを、図解も交えてilo.iloらしく解説してみますね!

1. 日干支(にっかんし)とは?
日干支(にっかんし)は「日柱の干支」のこと。
四柱推命とは文字通り、生まれた年、月、日、時間から割り出す『命式』の4つの柱をもとに読み解くものです。
- 年柱:生まれた年の干支
- 月柱:生まれた月の干支
- 日柱:生まれた日の干支
- 時柱:生まれた時間の干支
年・月・日・時それぞれに干支がありますが、そのなかでも 日柱に出てくるものを
「日干支(にっかんし)」と呼び、生まれた日付によって、60個の干支の中のどれかが出ます。
この日干支というのは、自分自身やプライベートな部分を表す、心の核のような存在と言われます。

2. 日主(にっしゅ)とは?
日主(にっしゅ)は、「日干支の 十干の部分」(上の漢字1文字の方) のこと。
日主は
甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)
のどれかです。
星座占いでいう、山羊座です、牡牛座です・・・、とか、MBTI診断で言う、IN FJです、ENFJです・・みたいなイメージで、
四柱推命では「私、丙です。」「私、癸です〜!」的に話たりする感じ。
命式に書かれていることは色々あるけど、そこを伝えればその人を一番シンプルに四柱推命的に自己紹介できるようなものが日主です。
日主は
五行(木・火・土・金・水) × 陰・陽 → 甲🌳 乙🪻 丙☀️ 丁🔥 戊⛰️ 己 庚🪨 辛💍 壬🌊 癸☔️
10種類の個性、10種類の自然。
私が、発信や鑑定で言う「樹木の人ですね〜」「山タイプの人ですね〜」「お花ですね!」などはここを見ていっています。
私の描く、ilo.iloの命式の景色のイラストの主人公になるところでもあります。
鑑定では一番初めに見るところでもあり、本質・運気など・・・鑑定の全てにおいて、この日主の視点に立って読み解きます。

3.日主・日干支の良し悪し?
日干支・日主を知ったら、次に気になるのは、その良し悪し。吉凶でしょうか?
でもね、陰陽に良し悪しが無いように、大自然の良し悪しが無いように、日主・日干支にも吉凶や良し悪しのようなものはありません。
良し悪しでなく、ただの個性の違い。
それぞれが、それぞれの個性・スタイル・エネルギー。
- 日主を表す 十干は10通りの個性
- 日干支は 60通りの個性
そんなイメージだと思ってください。
大切なのはその日主・日干支を中心にしながらも、それ以外の命式全体のバランスから読み解くことです。
ilo.iloが大切にしているのは、俯瞰して景色として眺めること。そこにあなたの深い本質や色合いが浮かび上がります。
そして、その日主・日干支がそれぞれ居心地良く・・・
樹木ならばより樹木らしくのびのびと、炎ならばちょうど良く燃えるように、大河ならば澱みなくちょうど良い勢いで流れるように・・・というイメージでもっと輝けるように景色のバランスを整えるアドバイスができるのが、ilo.iloの仕事なのです。

4.日干支・日主の出方には強弱がある
ここまで書いてきたように日主・日干支は、自分自身の心の核を表す少し特別な存在と言えます。
ただし、この日主・日干支の表面への出方には人それぞれ強弱や波があります。ここ重要!
- 命式全体(四柱八字)のバランスによって、表に出やすい・出にくい がある
- 巡る運気(大運・年運)によって、日主や日干支の性質が表に出やすくなる時期・出にくい時期の波があることもある
このように命式の四柱全体の五行のバランスや、その時々の運気によって、その特性の出方には強弱があるため、必ずしも、誰もがいつも心の核の要素がドーンと出ているとは限りません。
でもやっぱり、心の奥底・・・根底には一生変わらない日主・日干支の性質があると言えます。
なんというか・・・私はいつも、日主・日干支を思う時、マトリョーシカをイメージしますね。
いろんなものを層のように重ねていっても、一番中心にはその人の核となる日主・日干支マトリョーシカがいる。みたいな・・
(逆に、終始めっちゃくちゃ表に出てるパターンもある。全ては命式全体のバランスを見極めることで見えてきます)

日主・日干支を身近に調べてみる
自分だけでなく、家族や友人、好きな芸能人の日主を調べてみると、「やっぱり!」とか「意外!」といった発見があります。
私は時々、気になる芸能人や歌手・経営者などの生年月日を調べることがあるのですが、
テレビのドキュメンタリーなど、素が見える番組で「なんかこの人・・・・💡」と思って調べると、
私と同じ『丁 ひのと🔥』だったり、『丁巳 ひのとみ🔥』だったりして。
「やっぱり・・・なんか通じる感じしたんだよな〜〜!😳」と思うことがあります。
もちろん命式自体も違うし、全然赤の他人なのですが、
同じ心の核、日主・日干支の人同士は「なんだか似ている感覚」を持ちやすかったり・・・は、あるかもしれません。面白いですよね!
家族や友人はなんだろ?って見るのも面白いです。
私の周りはなぜか、火と土の人ばかりだったりします。笑
気軽にチェックして、日常のちょっとした会話のネタにしてみても楽しいですよ🌿

まとめ
- 日干支 … 生まれた日の干支。自分の「心の根底」にある本質。
- 日主 … 日干支の十干部分。心の核・命式の景色の主人公を表す存在。
- 日主・日干支は良し悪しでなく、個性
- その表面への出方には強弱や波がある
- 四柱推命を読み解く時の「基準点」であり、ちょっと特別な存在。
お母さんから生まれた日、自分を取り巻いていた陰陽五行の組み合わせが「命式」となり、それを一生まとって生きていきます。その中でも日干支は、自分自身の色を強く映し出す存在です。
まずは自分の日主・日干支を知ることが、自分を深く理解する第一歩になります🌿


「じゃあ私はなんだろう?」生年月日を入れるだけで、日干支と日主タイプがすぐ分かります。
🔍 日干支チェッカー👉日主:十干の簡単解説はこちら

(今後、十干ごとの解説記事はコツコツ増やしていく予定です!お楽しみに〜)
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