
はじめに
こんにちは、izuです😊
今日は 私の生活発信 izu_生活はつづく のことを少々。
私は、Instagramで「izuちゃん」として、10年以上ファッションやイラストを発信してきました。
絵も描けず、孤独を感じた日々
2019年。双子出産を機に、私は大きく変わりました。
これまで生活の中心にあったはずのキラキラしたイラストやファッション。
それが、子育てに追われ、絵も描けず、服も作れず…。
カメラロールやInstagramに並ぶのは子どもの写真ばかりで、生活の中心はすっかり育児。以前の私がいなくなってしまったように感じていました。
双子は可愛いし、それなりに日々を楽しみながらも、当時住んでいた山の中の一軒家で、双子はそばにいたけど、気持ちはどこかいつも孤独。
だんだんと体調を崩しがちになり、明るさを失い、とうとう病院のお世話になることに…(ここが例の東洋医学っぽい病院)
毎日寝て起きてご飯を食べて…暮らしていても、私自身の時間は4年間止まってしまったように、空白が続いているように思えました。
まるで出口のないトンネルに閉じ込められているような。なんなら自分で深く深く掘り進めているような・・・そんな毎日を繰り返していました。

小さな光に気づいた瞬間
それでも、トンネルから出られる日はやってきました。
トンネルの先の光が少し差し込んだ日、
そして出口を抜けたな、と思った日、
は確実に訪れました。

子どもと過ごす中で見えた成長の瞬間、暮らしの中のちょっとした工夫や楽しみがくれる日常のきらめき。
この期間に 自分と向き合い、見つめ、たどり着いた、新しい自分。
トンネルを抜けた先は、以前の自分に戻るというよりは、生まれ変わったようなnew自分が待っていました。

より自分の密度が詰まって、重く熱く凝縮したような、そしてその硬ーい芯の周りに、柔軟で軽やかな思考がふわっとまとったような感じ。
思考や価値観、モノ選びも変わりました。
そんな進化の瞬間を体験できた、貴重で大切な期間だったのかな、と今は振り返ります。

誰かの日常の発信に救われた経験
思い返せば、心が一番しんどかった時に私を支えてくれたのは「有益な情報」ではなく、淡々と日常を発信してくれる人たちでした。(この頃の私を外の世界と繋げてくれたSNSには本当に感謝しています)
私はこんなに辛いのに、InstagramやYouTubeをひらけば、私がやりたかった….やっていたはず。の、自分のペースとセンスを大切に、穏やかで満たされた生活をしている人がいた。
お気に入りのコーヒーを飲み、美味しいパンを食べ、お気に入り部屋で、程よい個性のある服を着て過ごす――。
そんな誰かの当たり前の日常が「世界はまだ光に包まれている」「地球丸ごと絶望の世界になったわけではない!」と、
私に希望の端っこを掴み続けさせてくれました。
真っ暗闇にいるような気がしていたけど、それは私の目のせいなのかもしれない。私が視点を変えれば、この曇ったメガネを磨けば、光はまた見えるのかもしれない。
そして、その光を見せてくれるのは、やっぱり私にとっては、何気ない生活の中の小さなワクワクやきらめきなのかもしれないーーー

「izu_生活はつづく」を綴る、私
今、私も、あの頃の私に「明るく希望を与えてくれた側(がわ)」に立ちたいと思っている。
今日も淡々とつづくこの私の生活。
めちゃくちゃにおしゃれで洗練されたり、いわゆる丁寧な暮らしみたいなことはできないけど、
ちょっとした日常のきらめきの瞬間をそのまま綴ることで、誰かに光を届けたい。
(梅仕事のようなことはするけど、それはただ単純に美味しい梅干しが高いから作るしかない。笑。原動力の理由が基本コスパと食いしん坊)
丁寧な暮らし圧の押し付けにはならないように。飾らないそのままの生活とizuの感性で。
効率やスピードが重視される時代に、有益な情報をてんこ盛りつめこむでもなく、こんなにマイペースでざっくりとした、【など主婦】の日記をわざわざ残すなんて、見てくれる人は本当にいるのか??と思うこともあるけど
たった1人でも、この「izu_生活はつづく」 が誰かのともしびとなり、暮らしにきらめきを与えたり、救いになるかもしれない。
あの頃の私にとって、誰かの淡々としたなんでもない生活が希望だったように。

おわりに
こうして 私は「izu_生活はつづく」を綴ることを始めました。
あの日々を経たからこそより大切にしたくなった、暮らしの中の小さな光。
以前は、イラストやファッションこそが私の創作で、私が存在する価値だと思っていた。
でも、私の生活そのものがすでに 私らしい表現や創作の一つと言って良いのかもしれないー

これは大きな気づきでした。
そして、Instagramでは2023年の1月から書き始めた「izu_生活はつづく」
これからは、Instagramのように流れていかない様に。
続いていく日々がちゃんと溜まっていく場所として….
このブログを私の秘密基地のように積み重ねていきたいと思います。
人生のどんな時でも、生きている限り、生活はつづくから。

izu
【など主婦】・・・私の尊敬するみうらじゅん氏が言う、何を本業にしている人かわからない【など業】というワードがあります。
『主婦など』ではなく、『など』の比率が大きいことから、『など』が主婦より前につく、
【など主婦】と言う職業を名乗っています。
コメント