
はじめに
こんにちは🖼️ izuです
今回は「六十干支」について書いてみますね!
前回と前々回、「十干」「十二支」について解説してきました。
この2つを組み合わせてできるのが 十干と十二支で「干支(かんし)」です。
「えと」と読むこともありますが、四柱推命では「かんし」と読みます。
例えば…2025年は一般的には 『巳年』と言われますが、
正式には巳の上に十干がついて
『乙 巳(きのと み)年』→これが「干支(かんし)」です。
干支は60個、だから六十干支(ろくじっかんし)
ここまでの記事で書いてきたように、
十干は【甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸】の10種類。
十二支は【子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥】の12種類。
この「10」と「12」を組み合わせると、一見 120通りできそうですよね。
でも実際には60通りしかありません。
それは、
- 陽の十干と陽の十二支
- 陰の十干と陰の十二支
だけが組み合わさるから。
陰陽が揃うペアだけが結びつき、全部で 60個の干支 『六十干支』になるのです。

六十干支の順番
六十干支には順番があります。
スタートは 1番 甲子(きのえね)。
そこから順番に十干十二支が組み合わさって、最後は 60番 癸亥(みずのとい)。
そして60番目までいくと、またスタートの1番、甲子に戻り、ぐるぐると繰り返されます。
60歳の『還暦』というのは、生まれた年の干支が60年かけてぐるりと一巡し、同じ干支が巡ってくることからつけられました。
ちなみに私は生まれ年の干支は1986年「丙寅」なので、次に「丙寅」が巡ってくる2046年にぐるりっと「還暦」を迎える、という感じでーす。

カレンダーや時計のように
六十干支は規則正しく60個が巡り続けます。
- 年 … 60年でひと回り
- 月 … 60か月(=5年)でひと回り
- 日 … 60日でひと回り
- 時間(二時間ごと) … 120時間(=5日)でひと回り
このように、六十干支は、まるで「カレンダー」や「時計」のような存在。
日々や時間を刻むリズムそのものなんです。
なかでも、日の干支は四柱推命が生まれるよりずっと昔から1日もずれることなく現在まで続いているそうです。
四柱推命とのつながりをさらっと(詳しくは次回!)
六十干支は「年・月・日・時」を刻むサイクルとして巡り続けています。
四柱推命では、この巡る干支を生年月日・時間に当てはめて「年柱・月柱・日柱・時柱」として命式を出します。

まとめ
- 十干と十二支を組み合わせてできるのが干支(かんし)
- 全部で60種類=六十干支(ろくじっかんし)
- 六十干支がカレンダーや時計のように途切れることなく巡り、年・月・日・時間を刻む
- 四柱推命では、生年月日、時を4つの干支に置き換えて命式を導き出す
ilo.ilo/izu
👉次回は、この六十干支がどう「四柱=四本の柱」に使われるのか、紹介していきますね!
おまけ・・・自分の生まれた日の干支を調べてみよう

「じゃあ私はなんだろう?」生年月日を入れるだけで、日干支と日主タイプがすぐ分かります。
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